他動力 レビュー

今回は、堀江貴文さんの新著『多動力』のレビュー記事を書いていきたいと思います。

僕はこれまで堀江貴文さんの著書をたくさん読んできましたが、結局どの作品でも最終的に思うことは同じです。

それは、

『思ったらすぐに行動するだけ』

ということ。

考えすぎるあまり行動できなかったり、目の前のチャンスを逃してしまったり。

多くの人は準備に時間をかけすぎて、一番肝心な”行動”をする前に諦めてしまう。

こんな経験をされてきた方も多いかと思います。

この『多動力』にもそういうことが書いてありますし、人生を良くしていくためには常に行動ありきです。

自分だけの、そしてたった一度きりのかけがえのない人生。

自分が満足することなく終わりを迎えてしまうことだけは、絶対にしたくないですね。

0からイノベーションを起こす必要はない

他動力 レビュー

日本には、苦労して何かを達成すること、または時間をかけて何かを身につけることが善しとされ、近道することに対して否定的な考え方がまだまだ多いです。『石の上にも三年』という言葉があるように、我慢が美徳とされていますよね。

たしかに、時間をかけて作り上げたものには非常に価値があります。

『500時間・5000時間・50000時間の法則』のように、かけた時間によって、アマチュア・プロ・一流に分けられるということは、僕も全くその通りだと思います。

でも、

これだけモノに溢れ、そして誰でも簡単に情報にアクセスすることができる時代において、今までと同じ価値観で時間をかけることが本当に美徳なのでしょうか?

わからないことがあったら、例えばYoutubeを見てみる。
Googleで検索してみて、情報に触れてみる。
その分野に卓越している人を見つけ、その発信に目を通してみる。

過去の時代では、限られた場所や特定の人からしか学ぶことができなかったけど、現代であればその知識やスキルを自分次第でどんどんと身につけることができるんです。

ダラダラと時間をかけて学ぶのではなく、行動しながら、トライ・アンド・エラーを繰り返しながらそれを身につけていく。これほど豊かな日本という国において、そして誰にでも夢を実現できる可能性がある時代において、『石の上にも三年』的なスタイルは全くもってナンセンス。

だから、

やりたいことがあったらまずやってみる。
わからないことがあったら調べてみる。誰かに聞いてみる。

それが可能な時代なのだから、自分の気持ちに素直になって、スピード感をもって生きていきたいですね。

知らないことは恥ではない

他動力 レビュー

『こんなことを聞いたらバカだと思われそうだし…。』

こういった思い込みが、自分の成長を止めてしまうことはよくあります。

堀江貴文さんは現在、自分でも把握しきれないほどの事業を展開しているそうです。それだけの仕事量をこなせるのは、きっと相当の知識があるんだろうなと思ってしまいますよね。

でも実際は、『これ本当に堀江貴文さんにできるの?』ということもたくさんあるんです(笑)

たとえば堀江貴文さんは、2015年にはサッカーのJリーグとアドバイザー契約を結びました。堀江貴文さんとサッカーは、全く関係のないことだと思いますよね。

それでもサッカー界の低迷を何とか巻き返すために、自らそこに飛び込んだ。そして全く専門外の分野であったために、恥じることなく分からないことを全て質問したそうです。

これは決して、堀江貴文さんがサッカーに詳しいからできたのではありません。『サッカー界を変えたい』という強い思いと、『やりたいことをやりたい』という素直な気持ちに従って、挑戦したのです。

自分で自分に制限をかけることなく、心の底から本当にやりたかったことに挑戦すること。

これは知識やスキルがあるないではなく、気持ち次第で誰にでも可能であるのだと、堀江貴文さんの行動から学ぶことができますね。

ヒマな人ほど返信が遅い

他動力 レビュー

僕自身もビックリすることが多いのですが、仕事ができる人ほど本当に返信が早いですよね。

『あの人忙しいはずなのに…。』

こう思わされる場面もよくあります。

返信をいちいち溜め込むと、それがどんどんと蓄積していき、最終的には返すだけで手一杯になってしまう。何が重要なのかがわからなくなり、どうでもいいことに時間を割いてしまう。

忙しそうに見えるけど、実際は、ムダなことに時間を使っているだけという状況になってしまいます。

こうなってしまう前に、今できることは今すぐにやってしまうということを意識した方がいいですね。

重要なメールであれば、その場ですぐに返信する。
すぐに片付けられる問題なら、その場で解決する。

仕事量が多いから忙しいのではなく、やるべきことが定まっていないから、忙しそうに見えるだけです。

自分は今何をやるべきなのか。今やっていることは目的を達成するために必要な行動なのか。

ムダなことに時間を割くのではなく、目の前の大切な行動を一つひとつこなしていきましょう。

恥をかいた分だけ自由になれる

他動力 レビュー

人間の行動を抑制する一番の原因は『人にどう思われるだろうか』という心配です。自分の思いではなく、他人の思いに目を向けてしまっていては、自分の人生を生きているとはいえません。

僕もこれまでの人生を振り返ってみると、この思いが本当に自分を苦しめていたなと強く感じますね。

でも堀江貴文さんも語られていましたが、人は自分のことにしか興味がない。僕が失恋しようとも、大好きな人から捨てられようとも、僕のことをずっと考えている人なんていないんです。

恥だと思っていることは、実は自分だけがそう思っていることなのかもしれません。

そしてそれに対して過度に敏感になるあまり、恥をかかずに生きていこうとしてしまう。そうなってしまっては、それと引き換えに自由をも失ってしまうのです。

何かに挑戦する時は、必ず何かしらの痛みを伴います。でも逆に言えば、何も挑戦せずに、恥をかかずに生きていこうと思っても、何かしらの痛みは必ず発生します。

だとしたら挑戦する痛みを、恥をかく痛みを僕は選びたい。

その先に自由があるのなら、積極的に恥をかいて生きていこうよと思うのです。

最後に

他動力 レビュー

堀江貴文さんの言葉は、見る人にとってはだいぶ耳が痛いことでもあると思います。また、あまり気持ちの良いものではないかもしれません。

しかし、その言葉の一つひとつの意味を考えてみると、どれも当たり前のことばかりだったりするんです。

『周りの目ではなく、自分の気持ちを大事にしよう』
『メッセージはすぐに返そう』
『わからないことはその場で質問をしよう』
『人生は時間なのだから、ムダなことには使わないようにしよう』

誰にでもできることだし、決して不可能なことではありません。『ホリエモンだからできるんでしょ』という思いは一旦捨て、一つでも意識して生活に取り入れていけば、少しずつ人生は好転していくと僕は思います。

時代は変わっていくのだから、僕らの考え方も変わっていかなければならない。過去の常識に縛られていては、激動の時代を幸せに生きていくことはできません。

今回の『多動力』でも、堀江貴文さんが伝えたかったことはこれまでと同じでただ一つ。

 

『自分の人生を使い切り、最高のものにしていこう』。

 

堀江貴文さんのこの思いに僕は共感し、今を全力で生きていこうと、心に決めています。