本田圭佑選手は現在、イタリアセリエAの名門”ACミラン”の10番、さらには日本代表としてチームを牽引する中心選手として活躍されています。

そんな本田圭佑選手といえばサッカープレイヤーとしての活躍だけでなく、経営者としての一面もありますね。

なぜ本田圭佑選手はプロサッカー選手として活動しながら、”経営”という一見すると選手生活に影響が出そうな仕事にまで手を出しているのでしょうか?

そこには本田圭佑選手のサッカーに対する熱い思い、さらには人間としてどう生きるかを深く考えた姿がありました。

今回は、そんな本田圭佑選手の名言から考える「アスリートのセカンドキャリア」というテーマで記事を書いていきたいと思います。

アスリートだけでなく、どんな方の人生にも通じる考え方だと僕は思います。

 

 

スポーツの素晴らしさと悲惨さ

今年はオリンピックが開催され、世界中の人々がスポーツによって感動のひとときを過ごされたかと思います。

特にオリンピックにもなりますと世界平和とスポーツの融合ということで、アスリートの素晴らしさがより一層感じられますよね。

このようなとき、世界中の人々、特に子供たちはスポーツの素晴らしさに取りつかれ、「自分もやってみたい」とか「将来はあの選手みたいになりたい」という夢を抱き、そのスポーツを始める子供も多いでしょう。

ですが、多くの子供は「アスリートのセカンドキャリア」まで考えてそのスポーツを始めることはありません。

現実問題としてアスリートのセカンドキャリアは、それまでの輝きが嘘だったかのような状態になることも多いです。

一流選手、例えばオリンピックに出場しているような選手などは特に、小さい頃からそのスポーツを極めるためにほとんどの時間を費やしてきました。

そうでなければ人よりも上に行くことはできないですし、そこに行き着くには並大抵の努力では無理なことだからです。

しかしその凄まじい努力が逆に、現役引退後の人生に影響を及ぼすというケースがとても多い。

一つの道を極めてしまったばかりに、一歩外に出た世界では何も出来なかったという結果になってしまうのです。

アスリートでいられる時間は短い

ほとんどのスポーツでは、長くても40歳前後が現役でいられる限度だと言われています。

プロ野球選手やラグビー選手の平均引退年齢は29歳、さらに水泳選手は21歳ととても若いです。

ボクサーに関しては体のダメージを考慮して、36歳までしか現役選手でいることが許されません。

このように、アスリートでいられる時間というのは人生の中でほんの一瞬の期間だけなのです。

僕も23歳までボクサーとして選手生活を送っていましたが、その時はずっと現役生活が続くような感覚で生活していたのを覚えています。

引退後の生活はほとんど考えていませんでしたし、苦労するとは思ってもみなかったです。

おそらく多くのアスリートはこのように、現役中はセカンドキャリアのことは考えずにスポーツに打ち込んでいるでしょう。

それはとても素晴らしいことですし、それくらい集中していなければ大きな結果を出すことはできません。

しかし、人生の中でアスリートとして過ごす期間というのは本当に短い。

そしてそこに至るまでに、子供の頃から多くの時間を犠牲にしてトレーニングに充ててきた。

それらが全てなくなった引退後、アスリートにとっての長いセカンドキャリアは始まります。

そしてセカンドキャリアが始まった時、何も考えていなかったがために堕落してしまう選手が多いのです。

そんな中、現在もサッカー界の最前線で活躍する本田圭佑選手の名言から、アスリートのセカンドキャリアを学ぶことができました。

本田圭佑選手は何を思い、現役生活を送っているのでしょうか。

本田圭佑選手の名言から学ぶこと

本田圭佑 セカンドキャリア

本田圭佑選手はプレーもさることながら、その言動でもカリスマ性を発揮している選手ですよね。

型破りな発言やビッグマウスなどでファンを魅了し、または反感を買うこともしばしばです。

しかし、そんな本田圭佑選手は誰よりもセカンドキャリアのこと、そして人生について深く考えていました。

アスリートはそのスポーツをやることだけが人生ではない、そんなことを考えさせられます。

「サッカー選手はウォーミングアップ。人生のごく一部だから」

本田圭佑選手にとって、サッカーは人生のウォーミングアップ。

これは多くのアスリートの中には無い考え方じゃないかなと思います。

多くのアスリートはアスリートとしての人生に全てを捧げ、その後の人生は後回しになってしまうのです。

しかし、スポーツとその後の人生は絶対に切っても切り離せない関係にあります。

むしろスポーツを辞めてからの人生の方が長いですし、セカンドキャリアが始まった時にどんな人間でいるのか、アスリートとしてだけではない価値を生み出すことができるのか。

本田圭佑選手はここをしっかりと考えながらサッカー選手としての現役生活を送っています。

「24時間自分のサッカーのことだけを考えることはできない。だからそれ以外の時間こそ、僕は無駄にしたくない」

これは、「なぜオーストラリアのSVホルンのクラブ経営という世界に飛び込んだのか」という質問をされた際に答えた言葉です。

本田圭佑選手はサッカー選手として結果を残すことだけでなく、人生レベルで生涯をかけて成功を掴むことを見据えているのです。

現役生活を送りながら経営に携わるということには多くの人から批判もありましたが、本田圭佑選手のこの言葉からその理由がわかりました。

そして、このようにも語っています。

そもそも僕の中では『人間いつ死ぬかもわからない』という想いが常にあります。大げさな意味ではなく、死というものを常に意識していて、だからこそスピード感にはすごくこだわりたい。

アスリートはアスリートだけの人生ではなく、
その後に続く長いセカンドキャリアでいったい自分はどんな人生を送りたいのか

そんなことまで考えて、現役生活を送っていただきたいと思うのです。

アスリートのセカンドキャリアは辛くない

もともとプロボクサーとして活動していた僕の経験から言わせてもらうと、
アスリートのセカンドキャリアは全然怖いものではありません。

本田圭佑選手のように、人生は自分の行動次第でどうにでも変えていける、それを強く確信しているんです。

僕は23歳という若さで引退し、その後のいろいろな人との出会いによってそう気づかせてもらいました。

現在僕はインターネットを使って自由に稼ぎ、本当にやりたいことだけに時間を捧げることができています。

ボクサー時代のチャンピオンを目指しての生活、それはネットビジネスでの成功に比べたら遥かに大変で困難な道のりです。

そこを目指してやってきたことは全く無駄にはなっていないですし、あの時のように再び夢を追える幸せを感じながら日々の作業に取り組んでいます。

アスリートとして長年活動されてきた人には、セカンドキャリアも諦めることなく人生を生きていってほしいのです。

引退後に迎える長い人生を、過去の栄光だけにしがみついて生きるのは辛いはずです。

スポーツで世界一になることはできなくとも、自分の人生を最高のものだったと言って終えることは誰にでもできる。

本田圭佑選手の言葉のように、アスリートとしての人生は長い人生で考えたら本当にウォーミングアップに過ぎないのです。

そこを懸命に生きてきた時代を無駄にしないよう、アスリートのセカンドキャリア、そしてどんな人にも迎える第二の人生を、僕と一緒に最高のものに変えていきましょう!