僕たちが生きていくためには、働くということは絶対に欠かすことができません。お金がなくては生きていけないですし、働かなくては自分の存在価値を感じられないという人もいるでしょう。そもそも働くということは国民の義務ですし、それをしないで生きるというのは許される行為ではありませんよね。
『働くために生きる』や『生きるために働く』という言葉もよく聞きますが、そこで考えたいのは、『どういう風に働くべきなのか』、そして『どういう風に働くことが幸せなのか』ということです。
今回は働くことと幸せについて、考えていきたいと思います。
目次
『働くために生きる』とは?
『働くために生きる』
おそらくこう考えている人は少ないかと思います。なぜならこの後にも詳しく書いていきますが、日本人の多くはお金をたくさんもらえる会社に入ることが幸せだと教えられて大人になるからです。
『お金のために嫌な仕事でも我慢すること』が美徳とされ、それが当たり前ともされていますよね。お金をもらえなくても仕事をするという人はほとんどいませんし、働きたくて生きてますなんて言う人もまず聞いたことがありません。
ですからこの『働くために生きる』というのは一見素晴らしいことのように思えます。
だとしたらこの生き方は、僕たちにとって幸せな生き方なのでしょうか?
では次に、この『働くために生きる』の逆を考えていきましょう。
『生きるために働く』とは?
おそらく日本人の多くは、こちらの考えの人が多いかと思います。
それをよく表した話を紹介します。
日本人に将来の夢を訊くと
「公務員になること」や「大企業に入ること」など、なりたい職業を答え、
欧米人に将来の夢を訊くと
「海の見えるところに住みたい」や「海外旅行をたくさんしたい」など、理想の生き方を答える。
この話から、日本人は夢を叶えることは無理だと諦め、ただ生きるために働くしかないと考えている人が多いのではないでしょうか?
欧米人のようにどんな人生を送るかよりも、
『良い会社に入ってたくさんお金をもらおう、より待遇の良い会社に入ろう、社会的信用を得よう』
ということばかりを考えているとも言い換えることができます。
お金がなくては生きていけないというのはもちろんなのですが、こういう人たちにはもっと理想の生き方を追求しても良いのでは?と思うのです。
どっちの生き方が幸せなのか?
『働くために生きる』こと、『生きるために働く』こと、そのどちらも僕の理想の生き方ではありません。なぜならどちらも、『仕事に人生を奪われていると思うから』です。
『働くために生きる』というのは一見素晴らしいことにも思えますが、働くことが目的になってしまうと、働いた先に何を得たいのかがわからぬまま生きることになります。
そして『生きるために働く』というのは、お金を稼ぐことが目的となり、得たお金をどう使うかが全く考えられていません。おそらく稼いだ分だけ消費に充ててしまうでしょう。
このようにどちらの生き方も、目的と手段が混合してしまっているのです。
僕はこう思います。
「仕事もお金も、人生を豊かにするための手段にすぎない」
と。
仕事を愛し、お金を稼ぎ、そして人生を豊かに
人生において、仕事は切っても切れない関係にあります。だからこそ僕は、どのように働いて生きていくかということをもっとちゃんと考えた方がいいと思うのです。
多くの人の場合、1日のほとんどが仕事の時間に費やされます。その大切な時間が、もしもつまらないものだとしたら…。
もしもそうだとしたら、人生の大半の時間がつまらない人生になってしまいます。働くために生きている人にとっては素晴らしい時間になるかもしれませんが、
働いた先の人生の目的はしっかりと定まっていますか?
働くことによってどんな人間になりたいのですか?
そして生きるために働いている人は、
何のために生きているかまで深く考えていますか?
生きるためにお金を稼ぐことを目的としたことによって、限りある大切な時間が失われていることに気づいてますか?
僕もこれまで全くこんなことは考えず、後者のように生きるために働くという価値観で生きていました。
でも、
一度きりの人生の大切な時間が、やりたくもない仕事に奪われあっという間に終わっていく。それだけは絶対に嫌だと気づくことから、全てが変わりました。そしてネットビジネスで稼ぐことができたのは、決して才能があったからではありません。
ただ、人生の目的がはっきりと定まったからです。
仕事をライフスタイルに
僕はまだまだ理想の人生を手に入れたわけではありませんが、ネットビジネスで稼ぎ、好きなことを好きな時にやれる人生を送ると決めています。そして今やっているネットビジネスという仕事は、僕の人生を豊かにしてくれています。
僕にとって仕事とは、良い人生を送るため、そして良い人間になるための手段にしか過ぎません。生きるために稼ぐことが目的でも、仕事をすることが目的でもないのです。
僕にとっての人生の目的は『感動の多い人生を送ること』
そのために大好きな仕事をし、お金を稼ぎ、そして限りある時間で感動を積み重ねる。この人生の目的をしっかりとイメージした時、僕の人生はどんどん変わっていきました。
仕事のために生きているわけではなく、仕事がライフスタイルの一部になっているのです。だからこそ仕事が楽しいですし、お金を稼ぎながら好きなことがやれているわけです。
皆さんもぜひ一度、今の仕事は何のためにやっているのか、そして何のためにお金を稼いでいるのかを考えてみてください。自分の一番理想的な人生を送るために、仕事やお金をどのように捉えるのかはとても大切なことです。
この先も今の仕事を続けて何が残るのか、お金を稼いだことによって大切な時間は奪われていないか。誰にでも平等に与えられた限りある時間を、ぜひ最高の人生を送るために費やしていきましょう。