不器用でよく誤解されてしまう…。

そんな悩みをもっていて、自分が嫌いになってしまう人も多いと思います。自分の思ったこととちがう内容で相手に伝わってしまい、『そうじゃないんだよ…。』ともどかしくなってしまう。

ぼくは正にこんな感じで、言葉がうまかったり、話がスムーズにできる人が本当にうらやましかった。

ぼくはずっとスポーツをやってきたので、『不器用だとかそういったことは直さなくていいや!』と開き直ったこともあったのですが、社会に出てみると、やはりコミュニケーション能力が大切だということがわかり、より自分が嫌いになっていきましたね。

じゃあそういった不器用な自分では、社会では生きていけないのか。100%克服しなければ、いい仕事にも就けず、いい給料ももらうことができないのか。

ぼくは全くそうは思わず、克服するよりもむしもそれを強みにしていかしていこう、そう思うのです。

そもそも不器用とはなに?

不器用 嫌い

不器用ということばを調べてみると、マイナスの表現がおおく出てきます。

『融通がきかない』、
『考えすぎる』、
『デートの場所がワンパターン』、

いや、さいごは関係ないでしょと思いましたが…(笑)

おそらく、自分が行き慣れている場所じゃないとうまく相手と話すことができないからいつも同じ場所を選んでしまう、ということでしょう。まぁこれは人によってちがうと思いますが。

でもまぁ不器用というと、やはりなんとなく良くないイメージがあると思います。

ぼくは自分が思ったことが相手に伝わらなかったり、一生懸命やったつもりなのにうまくいかなかったり、気持ちだけが疲れてしまったり…。

こんなことがよくあったので、不器用な自分がほんとうに嫌いでした。

不器用な人は成功しない?

不器用 成功

ぼくは不器用な自分のまま社会にでて、いくつかの仕事を渡り歩いたのち、今はこうして起業しています。その中で感じていることは、『べつに不器用とかそこまで重要ではない』ということ。もっといえば、『むしろ強みになるんじゃない?』ということです。

ぼくは自分が不器用だと思っていたから、ほんとうの自分をあまり見せたくないとか、不器用がバレたら嫌だなとか、そういうったことを考えて自分に自信がもてませんでした。

が、

それもひとつの個性であり、ぼくにしかできない発信があるなということに気がついた。不器用なぼくには不器用なぼくにしかできない表現がある、伝え方がある、生き方がある。

べつにこれは開き直っているわけではなく、いつまでも不器用な自分を悩んでるんじゃなくて、それを強みにして活かしていく道もあるんだということに、気がついたのです。

むしろ、器用な人だけが成功する社会とか、口先がうまい人だけが成功する社会なんて、おそらく生きていてもつまらない。そんな感情のない人だけが成功する社会なんて、きっと生きてても何もおもしろくはないはずです。

不器用であってもそれを強みにハキハキとしている人、堂々と自分を表現している人に、仕事も人も集まってきます。

これだけ多様な文化が行き交う社会、そして個人の力がこれほど発揮できる社会なのだから、自分らしく堂々と生きていこうよと、ぼくは思うのです。

小泉進次郎さんの講演を聞いて

不器用 嫌い

あるときぼくは、Youtubeで小泉進次郎さんの講演をききました。

『ビジョンを伝える言葉の力』という動画で、小泉進次郎さんがことばを伝えるということについて語られた内容です。

ぜひこちらからご覧ください。

小泉進次郎さんは政治家だから、きっと話もうまいし、多くの人の心に響くことばをたくさん使える人なんだろうなという印象を、ぼくはもっていました。

でも小泉進次郎さんが初めての選挙に出たとき、彼はだれにも話を聞いてもらえなかったそうです。ちょうど自民党がかなり批判されていた時期で、『自民党』というだけで、有権者は離れていったそうなんですね。

そんな時にことばの大切さを小泉進次郎さんは知ったと言っていたのですが、ぼくがいちばん印象に残っているのは、

『ぼくはどういった人の話を聞きたいかというと、ただ自分と気が合っているだけの人ではなく、とにかくこの人は本気でそう思っている、腹の底からそう思っているんだという言葉を吐いている人です』。

と語られていたこと。どれだけうまいことばを使うかが重要だと考えていたぼくは、この言葉に大きな勇気をもらったのを覚えています。

不器用であったとしても、心の底から本気で思っていれば、それは人に伝わっていく。逆に不器用な自分を嫌い、ビクビクしながら話をしていては、ただの不器用な人で終わってしまう。

本気で話すことばが人に伝わるのなら、きっと器用で口先だけがうまい人より、不器用で話が苦手な人のほうが、相手に気持ちが伝わるんじゃないかなとさえぼくは思います。

不器用な人には不器用な人にしか表せない、気持ちのこもった言葉がある。それが相手に伝わったとき、いや、それを相手に本気で伝えようと思った瞬間、あなたの気持ちは相手の心に響いていくはずです。

堂々と、自分らしく

不器用 嫌い

不器用であることは決して恥じるべきことではないし、誤解されようとも自分らしく堂々と人に接することが大切です。

不器用な人が必死に気持ちを伝えようとしたとき、『この人を応援したい』という感情を、相手に抱いてもらうこともできます。たとえうまい言い回しはできなくても、『この人は頑張っている』と思ってもらうことができれば、仕事も人も、あなたの周りに集まってくるはずです。

ぜひ、不器用で誤解されやすいという性格をネガティブなものにとらえるのではなく、それが自分の強みになるんだと信じて、堂々と自分を発信していってください。

今現在もぼくは人見知りだし、自分はなんでこんなに不器用なんだろうと落ち込むことはたくさんありますが、それでもぼくは今、大好きな仲間と一緒にシゴトをすることができています。

不器用で誤解されやすくても、気持ちのこもった言葉を発する。大きな声で気持ちのよいコミュニケーションをとる。これができるだけで、人生は必ず好転していきますよ。

決して否定的にとらえるのではなくて、人生でも仕事でも、不器用であることを活かしていく道が、必ずありますから。